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ポスドク募集中(生態学・進化学)

一緒にいい研究を進めていくポスドク研究員を募集します。業務は、生態学・集団遺伝学・バイオインフォマティックスなどに関連した実験や解析です。

詳しくは、
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=0&id=D117080850&ln_jor=0

締め切り:2017年09月30日

高橋佑磨

伝わるデザインの基本の翻訳本 第2弾

伝わるデザインの基本の簡体版ができました。
タイトルは、超越平凡的版式设计:解密版式设计的四大法则。
人民邮电出版社から出版されます。
値段は日本円にして1100円くらいでしょうか。

繁体版第2版の翻訳ですが、この簡体版は第1版の翻訳版です。所属なども古いままです。

 

 

Noto Serif CJK JP(源ノ明朝)

新しい明朝体がGoogleとAdobeから出ました。無料です。
その名もNoto Serif CJK JP。またの名を源ノ明朝。

無料あるいは標準搭載の明朝体でここまでウェイトが多いのは他に例はありません。

Noto Sans CJK JPと併せて持っておけば、ほとんどの場面でフォントの悩みはなくなります。Windowsだから…とか、OSが古いから…など、もう言い訳にはなりませんね。いい時代になってきました。

それぞれのリンクは、
Noto Serif CJK JP(明朝体)
Noto Sans CJK JP(ゴシック体)

 

日本生態学会 企画集会

日本生態学会で小集会を行ないます。生物の人口学的特徴はどのように決まり、どのように予測できるのか?という問題に関する集会です。形質進化、あるいはそれを支えるゲノム構造の進化から、生態的・人口学的特徴を説明することの可能性を議論します。

以下、企画内容の詳細です。

人口学的特徴の進化学:小進化とマクロな生命動態を繋ぐ様々な作用機序

人口学的特徴、すなわち、種の繁栄度(豊富さや持続性、分布の広さ)や個体群の動態(増殖率や安定性、環境収容力)には、系統(種あるいは個体群)間で差異があることは疑いようのない事実である。しかし、そのパターンを説明できるような一般則はない。とはいえ、このような差異は、系統内で生じる確率的浮動や自然選択など小進化の結果として生じたと考えるのが自然である。ただし、個体や遺伝子には各系統の存続性を高めることにダーウィニズム的な意味での関心がないので、各系統の人口学的特徴は小進化の「副産物」として系統にとっての利害とは関係なく成立すると捉えることができる。本集会では、生物の適応進化や確率的進化が、様々な時間スケールで直接あるいは進化可能性の変化を通じて間接的に系統の人口学的特徴や群集構造に影響することを検証した研究を紹介する。実験室実験系やフィールドワーク、種間比較、ゲノム比較を用いたこれらの研究を通じ、生態的・進化的インパクトの大きな形質の進化に着目し、人口学的特徴の系統間変異を解釈することの可能性や重要性を検討する。さらに、系統選択や系統ソーティングを介した系統進化パターンとの繋がりも議論したい。

CPU大賞で4位

2016年に出版されたコンピューター書から、全国主要書店94店舗のコンピュータ書籍売り場担当者に投票で、CPU大賞(書籍部門)が決まりました。

「伝わるデザインの基本 増補改訂版」が4位に選ばれました!

詳細はここなど。

CPU = コンピュータ出版販売研究機構

Frontiers in Zoologyに論文が出ました

世界中のトンボ研究者が集まってまとめた総説です。トンボは性選択や性的対立、色彩多型、複雑な生活史、飛翔能力など、様々な特徴的な性質をもちます。しかも、原始的な昆虫であるため、それらの起源や進化を議論する上で非常に有益な研究材料です。トンボ学におけるゲノミクスやトランスクリンプトミクスの現状を解説するとともに、面白い生態的特徴と結びつくことによる発展性をまとめました。

Bybee, S., A. Córdoba-Aguilar, M. C. Duryea, R. Futahashi, B. Hansson, O. Lorenzo-Carballa, R. Schilder, R. Stoks, A. Suvorov, E. Svensson, J. Swaegers, Y. Takahashi, P. C. Watts, M. Wellenreuther (accepted) Odonata (dragonflies and damselflies) as a bridge between ecology and evolutionary genomics. Frontiers in Zoology.

PLoS ONEに論文が出ました

ニワゼキショウの種内の色彩多型の空間分布が、近縁種との性的な相互作用によって形作られることを明らかにしました。種内変異を有することで、近縁種がいない環境でもいる環境でも生息できることも同時に明らかにしました。

Takahashi Y., K. Takakura, M. Kawata (2016) Spatial distribution of flower color induced by interspecific sexual interaction PLoS ONE 11: e0164381